ビジネスウェアとフィルソンの鞄 I wanna be this man. / Filson computer briefcase

鞄の話の前に、ビジネスウェア全般についてお話します。

みなさんは、ビジネスウェアってどう考えていらっしゃいますか?

同じ仕事の一週間でも、動きやすい服、汚れても良い服、おしゃれな服、いろいろなワーキングシーンによって求められるものが違うと思います。

手法的にはいろいろあるんでしょうけど、ビジネスウェアについての私のコンセプトはひとつです。

「その会社の本社の会議室に座っていて、見劣りのしない服装、もしくは負けない為の服装」です。
その会社の中枢で行われるバトルに勝てる服装というのが理想です。

スーツが万能とは限りません。同じスーツでも、手入れされているものとしないものは格が違います。

それに個性が求められる職種であれば普通のビジネススーツはNGかもしれません。

さらに、もしその場に現場を代表して行っている人なら、現場の服装(作業着とか上っ張りとか)を着てくるのも、バックグラウンドが見えて説得力が増す≒勝てる服装かもしれません。



そんななか、ビジネスカジュアルというのは、イマイチわからないジャンルでした。雑誌の中とか、芸能人とか、どちらかというと現実味の無いイメージが強かった。




・・・4年くらい前だったでしょうか。The Sartrialistを見て、衝撃を受けたスタイルです。
どうしても紹介したかった写真です。

ビジネスカジュアルってアリだなと思わせた写真(転載The sartrialist)。


同系色でまとめたVゾーンにニットで挿し色、カジュアルよりなコートとバッグです。

ビジネスカジュアルでもこれなら会議に出れるし、何よりも個性がすごく感じられる服装。

彼を見て、仕事着においても臆することなく個性を出していくべきと考えさせられたのです(もちろんドレスコードは守りますが)。



その彼が使っているのがFilsonのコンピューターブリーフケース。

なにせ情報が無くって(この写真1枚だけ)、キャンバス系を探しまくりました。
まずはアメリカ製、アウトドアブランドだろうなとあたりをつけて探しました。LLBean、Eddie Bauerを探しましたが当たらず。

次にカメラバッグかと思い、Donkeとかレモンとかも見ましたがはずれ。

イギリスの釣り具系を探しましたが、Bradyとかでは見当たらず。ところが、その流れでアウトドアショップを見ていると、Filsonを発見。

1万くらいで安売りされていたところを購入しました。


使い心地は悪くないです。結構軽いし、ものも入ります。電車の中でも被りません。仕事上も見劣りはないですね。


ただ、一回味出ししようと思い丸洗いしたのが失敗でした。革の色が落ちてキャンバスに付きました。でも雨とかでは革の色落ちは無いのでご心配なく。





僕としてはパラダイムシフトな件でした。

下記写真はオリーブドラブですが、茶色もあります。



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