ピクセル: Pixels

日本科学未来館でゲームの企画展示「ゲーム・オン」をやっているし、なんとなくアーケードゲームのビジュアルが気になっていたので、つい「ピクセル」を鑑賞した。

全米での公開は7月、時期的にファミリー映画であり、ビジュアル的にもギークな親父が子供を連れて見に行くのに最適な映画なんだと思う。内容的にはそれ以上でも以下でもない。


ただ、思うところはあった。

幼少時代の思い出として、ケヴィン・ジェームス(主人公の親友)が妹のレモネード売りの売り上げを奪うシーンがある。

レモネード売りをすることによって、北米の子供は「お金を稼ぐこと」の意味や仕組みを学ぶと言われている。

日本に住む私の子供時代には日常生活とお金を結び付けて考える機会が無くて、せいぜい教会のバザーや蚤の市といった、ちょっと非日常なイベントしか思い出せないのだ。

インターネットの世界で「個人が日常をお金に換える仕組み」が次々と生み出されているのには、こういうところにアドバンテージがあるのかもしれないなと思った。



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