Washing a Barbour Beacon Jacket #1

私はバブアーのジャケットを二着持っている。

一着は、すごく昔にA&Fで購入したネイビーのライトウェイトビューフォート。
三井物産が輸入元だったが、もう絶版。同型を海外で探しているが見つからない。

XSでジャスト、というサイズ設定に英国を初めて意識した服だった。
とにかく着まくって愛着もある。

もう一着は、ビーコンヘリテージのジャケット。
スカイフォールのタイプでUKから購入した。
こちらはあまり着ていない。


実は、バブアーのオイル臭が好きではないのだ。
バブアーを購入すると、所有欲は満たされるのだが、実際に着てみるとあのオイル臭が鼻につく。
自分には合わないのだろう。

思えば、学生時代に履いたA.P.C.のオイルドパンツも苦手だった。


このままでは着なくなってしまう。
手放そうかと思ったが、不思議と惜しい気がした。

そこで「バブアーオイル抜き」をやってみることにした。


オイル抜きは、バブアーを検索すれば、次に「クリーニング」とか「洗濯」とかがサジェストされるくらいポピュラーな、ジャンル的な行為のようだ。


ただ私にとっては初めてなので、まずは軽めのウォッシュに挑戦してみた。


1.最初に湯船にぬるま湯を張り、ランドレスの普通の洗濯洗剤を投入。

2.ジャケットを入れ、泡の中で五分くらいブラッシング。その後シャワーですすぎ。

3.脱水や乾燥機には入れずに、水がしたたりおちる状態でベランダに干す。

4.たまに手で皺を伸ばしたりする。

5.天気の良い日だったので一昼夜そのまま干しておいた。


洗った結果(下手な切抜きで申し訳ない)。











































まずオイルの匂いだが、残ってはいるものの少し軽減された。洗う前を100とすると70くらいの残り方。それと洗剤ランドレスの香りが微量に残った。

サイズ(XS)はさほど変化なし。全体的に10mm程度縮んだかな?というところ。

見た目の色合いは若干明るくなった。ブラウンからオリーブになったと思う。
また、ビーコンヘリテージジャケットは肘あてなどパッチワークが施されているのだが、その素材の違いがはっきりと出た。
※オイルがきっちりと入っているときには気付かなかった新しい発見だった。

表面のオイルのしっとり感は残っていて、裏地へのオイルの付着は無し。


全体的に、こなれたかな、という感じでグッドルッキングになったものの、洗う前と後で匂いに大差は無かった。
匂いの気にならない方はここでやめておくのが良いと思う。服にダメージがあるだろうし。

ただ、そもそも匂いを取る為に洗っているわけだから、私はもう一回洗うことにした。

#2に続く。

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