今週は「アメリカ社会」入門、コリン・ジョイスさんの本。
イギリス人の著者が、ニューヨークに住んだ時の暮らしぶりや、アメリカ社会の階層などについて述べています。
すごく読みやすいし、内容も興味深かった。
一番おもしろかったのは、「ネットワーキング」という活動です。アメリカ人共通の趣味らしいです。
要は仕事に利用する為により多くの人と知り合いになること、だそうです。
これって、Facebookのことだと思いました。
ここからは私の大雑把な感想。
それにしても、アメリカ社会って、本当に競争と成功が好きですよね。
これはアメリカの持つパワフルな個性であるし、すごく憧れる面があるのは重々承知で言いますが、
アメリカの弱者ですら強者を礼賛している姿には少し違和感を覚えました。
「自分だけは」競争すれば強者の階層に入れると思って、この社会構造を受け入れているんでしょうけど。
目の前の人間は蹴落とす相手ではなく、味方かもしれないのにね。
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