ワンエイティサウスは存在は知っていたけど、サーフムービーだと思って敬遠していた映画の一つ。サーフィンはやったことが無いからわからないので。
なので、最近のドキュメンタリー作品でも観ておくか、くらいの気持ちでitunesでレンタルした。
なので、最近のドキュメンタリー作品でも観ておくか、くらいの気持ちでitunesでレンタルした。
Trailer
パタゴニアの社長とノースフェイスの創業者が実は友達で、過去に登山旅行したことがあった。
その足取りを現在の視点で追ってみるというロードムービー。サーフィンはそんなに出てこない。
「映画との対話」
「過程が大事である。結果ではない。」
皆が知っている言葉。
でも僕は今まで理解していなかった。今回映画を観た後ひとりで考えてようやく理解できた。
この映画では、パタゴニアチームがコルコヴァドという山に登山する。結構大変なルートで登って行くのだが、最後のあと一歩というところで、イヴォン(パタゴニアの社長)があっさり言う。
「俺はここで満足。あとは君らが行け。」
これは、なかなか言えない。
何度もこういうアタック困難な状況は見ているのだけれども、このイヴォンのは初めて琴線に触れた。
残りのメンバーはアタックしてみて結局失敗して帰ってきて意気消沈した。
何故かというと、結果がすべてだと思っているから登頂できなかったこの旅は失敗だと思っている。
しかし、結果がすべてということは結果の為なら何でもするということだ。そしてそれは命と引き換えでも構わないという価値観だ。
結果だけではなく過程においても満足できるということは、ひいては「命より大事なものはない」という価値観を持っていることを意味するのだと思う。
さすが起業家のイヴォン、この映画を撮っている従業員とは格が違うなと思った。
「おまけ」
経営者のライフスタイルをアピールして、フォロアーというか信者を作っていく企業って日本では少ない(トヨタの社長はラリーで頑張っているけど・・・)。
アメリカのカリスマ的創業者って、日本でいうと藤原ヒロシくらいの人気があるのかもね。
アメリカのカリスマ的創業者って、日本でいうと藤原ヒロシくらいの人気があるのかもね。
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