ブギー ナイツ/ Boogie Nights

ブギーナイツといえば、マーキー・マークの出世作?くらいの印象しかなかった。
公開当時はOSTがすごく話題になったし、僕も買った。

先日itunesのサジェストで出てきたので、観てないから何となくレンタル。

Trailer


70から80年代のポルノ業界をサヴァイヴした人々の話。リユニオンがテーマ。



「映画との対話」

ポルノ業界で働く彼らは社会から差別を受ける。そんなとき、彼らが思い出したのが、いわばファミリーともいえるかつての仲間だ。

リユニオンした彼らファミリーには、独特のニュアンスが漂う。このニュアンス、傷ついた者たちしかだせないものであり、それは「お互いへの敬意」だ。

もし敬意に満ちた関係を築ける仲間がいるのであれば、一生手放してはならない。


「おまけ」

フィリップ・シーモア・ホフマンのキモさもすごいが、やはりドン・チードルのファッション感覚が特筆。

あまりに最先端すぎてパーティー会場でひとり浮いてしまうシーンは考えさせられるものがあった。しかしその後、彼の出演するCM(自分の店)ではラッパーとして出てくるのだから、流行を読む眼は確かだったのだろう。

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