History of the Postwar Japanese Subculture: ニッポン戦後サブカルチャー史

「メインカルチャーとはヨーロッパである」そして「それ以外は周縁=サブカルチャー」。

サブカルチャーの対義語であるメインカルチャーについて私は定義を持っていなかった。
なのでこの番組の冒頭の定義に私は考えさせられた。


周縁の境目は難しいと思うが、ドイツはヨーロッパ内、イギリスはヨーロッパ外と私は思う。

中世が始まる時点で地中海付近に居れば、それが私にとっては歴史的にも地理的にもヨーロッパという感じ。実際ユーロもそんな感じだし。

それ以外はアメリカであろうが中国であろうが日本であろうが、すべて周縁ということ。
※ただ、イギリスは対ヨーロッパというサブカルチャーの集団でもトップにいるのだと思う。


そして周縁というのは区別された外側に居るということ。


周縁感を味わうには(周縁であるイギリスの映画であるけれども)「バリー・リンドン」を勧める。
貴族と平民以外は存在しないという身分制度の中でもがくジェントルの周縁感が良く出ている。どんなに金を使おうとも仲間には入れないし、ルールも変えられない。


周縁のもがき、これがサブカルチャーなんだと、自分として考えがまとまった。



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