The Best Movie 2014

最近は映画感想をblogには書いていないけれども、映画は引き続き観ているし、感想も付けている。

結局2014年は88本観た。

新作旧作問わずの鑑賞なのだが、古い映画であっても観たくなったということは、何かしら今年という時代に合っているものなのかもしれない。

とても影響を受けた印象深いインプットである映画のBest3本を紹介する。



#3 ウルフ・オブ・ウォールストリート

映画を観るひとつの理由は「種明かし」があること。ストーリー上の種明かしはもちろん、日常にある謎の部分を種明かししてくれるととても勉強になる。

この映画ではウォールストリートをざっくりいうマシュー・マコノヒーのシーンが気持ちの良い種明かしの瞬間だった。

ウォール・ストリートは人間社会にのみ有用な場所で、元素記号表のどこにも載らない、地球を構成する全く無意味なもの。

この映画を観て、金融業に対する漠然としたコンプレックスは無くなった。


#2 ブルー・ジャスミン

ボンクラで生きてきた大学中退のセレブ妻ジャスミンが、おそらく生涯で一度だけおこなった自分の意思行使とその結果、がわかる瞬間が素晴らしい。

正しいことと正しくないこと、はっきり決められないことは一杯あって、いわば彼女自身がこの世界同様なグレーな存在を象徴しているんだと思う。

白と黒とグレー、この3つをよく考えるようになった一年だった。


#1 LIFE!

"To see the world, things dangerous to come to, to see behind walls, draw closer, to find each other, and to feel. That is the purpose of life."というライフ誌の企業理念がこの映画そのものだ。

自分の作った世界から自分を解き放ち、自由になっていく姿はとても痛快。
身軽になることで、この混沌とした世界を容易にサバイブしていく姿にとても影響を受けた。




2014年観た映画はざっとこのとおり。

上半期
ソーシャル・ネットワーク
Art of Rap
Spring Breakers
The people VS George Lucas
Man of Steel
180 south
欲望
エデンの東
グランド・ホテル
ブギー・ナイツ
セロ・ダーク・サーティ
ピーウィーの大冒険
スティーブ・ジョブズ1995
All Together Now
映画 立川談志
ピアノ・レッスン
Gonzo
ローズ・オブ・ドッグタウン
ビル・カニンガム ニューヨーク
サバイビング・プログレス
月に囚われた男
キャピタリズム
アンヴィル
This is it
ミッドナイト・エクスプレス
ゼロ・ダーク・サーティ
プライベート・ライアン
スーパー8
最強のふたり
ソラニン
ムード・インディゴ
ボウリング・フォー・コロンバイン
刑事ジョン・ブック
エクスペンダブルス
オールド・ボーイ
2010年
looper
戦場のピアニスト
パシフィック・リム
ミッション8ミニッツ
英国王のスピーチ
スターシップ・トゥルーパーズ
俺たちニュースキャスター
椿姫ができるまで
ボーン・アイデンテティー
俺たちニュースキャスター2
ロッキー
ゼロ・グラビティ
ウルフ・オブ・ウォールストリート
キック・アス
少年メリケンサック
イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ

下半期
ディクテーター
ワールド・ウォーZ
コンプライアンス
フライングハイ
ブリングリング
恋する惑星
ヤバい経済学
ストレンジャー・ザン・パラダイス
アナと雪の女王
ライフイズビューティフル
ドゥザライトシング
スティーブ・ジョブズ
ドン・ジョン
アベンジャーズ
インサイド・ジョブ
凶悪
ダラス・バイヤーズクラブ
ゾディアック
アイ・ウェイウェイは謝らない
CUBE
TIME
ネイビー・シールズ
LIFE!
英国王のスピーチの真実
アメリカン・ハッスル
アメリカン・ギャングスター
それでも夜は明ける
ワールズ・エンド
ダウン・バイ・ロー
ブルー・ジャスミン
ガープの世界
スーパー・チューズデー
ブルーノ
アクトオブキリング
インターステラ
続・夕日のガンマン

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