レゴ ムービー : LEGO(R)

何かのレビューで2014BESTのなかに挙げられていた映画で、興味が出た。

単なるマーチャンダイズのタイアップ映画化と思って観てみたら全然違った。

Trailer



「映画との対話」

近年の優れた映画の特徴に「要素のレイヤー化」が挙げられると思う。

アナ雪もレイヤーが多かったが、このLEGOもレイヤー階層が多く、情報量が多く考えさせられる映画だった。

虚構と現実、親と子、ヒーローとモブ、クリエイティブとマニュアル…これらすべての情報がレイヤー化されている。

なので誰が観ても、どこかのレイヤーに惹かれると思う。

私は、クリエイティブとマニュアルのレイヤーに感銘を受けた。

確かに、クリエイティブなヒーローをやりたがる人は多いけど、クリエイティブを具現化するのはマニュアルに従うことができるモブ。クリエイティブ担当だけでは世界は作れない。

モブである我々は、皆自信を持つべきだと思う。


「おまけ」

このメッセージは、くしくもコカ・コーラジョージアCMの2014AWコンセプトである「世界は誰かの仕事でできている」と同じ。

この映画を観てわかった、すごいよCCJCの時代を読むセンス。







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