The World Snap by Men's Club

ブームとかバブルとかいわれる世の中の大きな流れがある。

後になって思うと「あれはブームだったんだな」と思えるが渦中にいるとなかなかわからない。
シャンパーニュな、華美なファッションによる自己表現に、私はその終焉を感じる。


例えば、本誌では「イタリア人が真面目になった」というコピーだが、結局はピッティ周辺にのみ生息するコスプレファッショニスタとそれにぶら下がる庶民SNSが嫌になったのだろう、と推測する。

かといって、華美なファッションが無くなるわけではなくて、好きな人のもとに帰っていくのだと思う。
そして我々は、また新たな自己表現の手法を探すのだと思う。

思えば、ノームコアはちょっと早かったと思う。

これから我々は次の「注目される自己表現」を探すのだ。