雑誌ゲーテの「ゲーテイスト」は3賢者(見城徹、秋元康、小山薫堂)が初出で飲食店を紹介する企画であり、時代感をつかむには最強の教材だと思っている。
昨年と今年の違いはなんだろうか。
今年の場合は、料理人の写真(特に笑顔)が多くなっていること。3賢者の真剣な表情をアイコンとして多用していること。口調が丁寧になっていることなど。「店を選んだ俺すごい」から「このお店すごい」という点。
「一歩引いた立ち位置」が違いだと、私は感じた。
3賢者と称されているお三方は、アクティブな方々が集まる業界の中でもトップに君臨する方々なので、時代感をつかむのは長けていると思う。その彼らが持ち前のギラツキ感を抑えて一歩引いた立ち位置を選んでいるということは、そこが時代感なのだと思う。
その立ち位置の境界線は、「他人の成果物」と「自分の成果物」の捉え方で分けられるのかな?とわたしは考えている。
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