The Raincoat Navy by Suitsupply

スプリングコートは、ジャケット代わりに通勤で着ることがあるし、インナーダウンを着込めば2月から着られるので、わたしの場合は着用頻度が多いアイテムだといえる。なかでもバブアーのライトウェイトビューフォートは15年くらい着ていたのだが、昨年からあまり着なくなってしまったのだ。J.Crewのトレンチはほぼ毎日着たのだが。

「着ない理由を考えると、欲しいものがわかる」。

ひとつはシルエットがいまの気分に合わないこと。肩が丸いのでどんなにタイト(日本XS)に着ても丸くてかわいいい。このかわいさは、中年突入の今のわたしには必要としていないようだ。

もうひとつは、裾などにダメージが出始めたので着るのに躊躇したということ。このダメージをラギットと解釈してくれる方はオフィスの周りにはいない。補修が必要かもしれない。



そこで、立体的なシルエットで、オフィスに合うスプリングコートを探した。

日本企画のものはどこかかわいらしいので、早々に却下した。しかし海外で探してみると、意外とスプリングコートの種類は少ない。カジュアル用途ならたくさんあるのだが、スーツの上に着られるようなものは少なくて、日本に入ってきているブランドでほぼすべてだとわかった。

Reissのマックコートは20~30代向けだとあきらめた。ジップのデザインが私には若い気がした。

J.Crewのマックコートは短丈でトラディショナルウェザーウェアって感じ。これも若い人向けだと思った。

あとは各国のミリタリーウェア、アウトドアブランド、デパートで、ひととおりチェックしてきたが真新しいものは無い……。

結局、スーツサプライでコートを購入してきた。

webで見ると紫だが、実際は若干赤み寄りのダークネイビーに見える。サイジング(174cm/63kg)は42と44で迷ったが44で正解。たぶん42だと胸が入らなかったと思う。シルエットが立体的で大人っぽい印象だった。

今回はちょっと早いスプリングコートの話だった。春物は着たくなった時には在庫が無いということが多いので、早めのご検討をおすすめしたい。


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