「ここでは間違いがおきそうにない。お店に入ってそう思うことができるのはティファニー。」
カポーティはミス・ゴライトリーにそう語らせた。
昔の銀座は多くの店がそうだったが、最近は店員も客も騒々しくて間違いがおきそうな雰囲気に満ちている。
さて、先日わたしは財布を和光の長財布に新調した。
ここの財布はカードホルダーを見せないつくりをしている。
カードを見せたくない人もいるわけだし、銀座和光にはそういう人が来るのだなと思う。
それは「間違いを避けることができる」人々だ。
もしミス・ゴライトリーを今の銀座に案内することになったら、わたしは和光に連れて行く。
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