F-32NPM Sunglasses by 999.9

私はこれまで、サングラスを単なるファッション小物のひとつとしか思っていなかった。
私のサングラス遍歴を述べればわかっていただけるだろう。

最初はボノのアルマーニに憧れて買ったブラックフライに始まり、BJCに憧れて原宿プロペラで買ったバイカーシェイド、映画サムウェアのステファン・ドーフに憧れたウェイファーラー、映画シングルマンのコリン・ファースに憧れたトム・フォードなど。

世間の流行とともに移り変わっていったポリシーの無さが伺える。

もちろん、すべて素晴らしいアイテムであった。しかし私はサングラスを見た目のみで買っており、機能や掛け心地は全く考慮していなかった、ということである。


ところが、眼鏡屋の作るサングラスをちゃんとフィッティングしてもらって意識が変わった。

日差しから目を守る機能はもちろんのこと、視界がクリアで疲れない。長時間掛けたり移動中でも全く違和感が無い。そして顔の形状にもフィットしている。

優れた道具には、ストレスフリーにする快適さがあるのだ。

999.9で眼鏡を作った時にも思ったがサングラスも、単なるファッションアイテムではなく道具であることを実感した。